ぼくらの希望WORLD



第二
 

第二作 ソムブッチョの逆襲
 
多魔族オーノとの決戦から数ヶ月が経ち、平和を取り戻しつつあったヒルマウント王国であったが、強力な呪いを掛けられ、記憶を封じられたソムブッチョは、以前の状態を取り戻せずにいた。
国王代理としてヒルマウント王国の復興を任されたタケノボスは国王としての任務を果たしながら、ソムブッチョの呪いを解く鍵を探すため、共に戦った仲間たちに、手がかりを見つける為の旅を命じる。
そんな中、またしても多魔族の魔の手が忍び寄る。
オーノが封印されたことを知って野望を打ち砕かれた多魔族の総統、キング・コイートは、ソムブッチョの呪いを利用し操り、国ごと亡ぼす計画を立てた。
呪いが発動し悪多魔と化したソムブッチョは巨大化し、その増大な力と多魔族の悪魔法を使い、王国は壊滅状態にまで陥る。
呪いを解く方法を探して旅をしていた一行は、出遅れを余儀なくされ、国へ帰還したころは既にヒルマウント王国はガレキと化していた。
悪多魔ソムブッチョは、その能力を発揮できる時間が限られている為か卵となり充電状態、しかしいつまた復活するか知れない状態で打つ手もないまま時間だけが過ぎる。ソムブッチョの命を奪うことにもなりかねない事もあり、迂闊に手が出せない状態のまま途方に暮れている時、妖精の世界から舞い降りてきた“たまごの妖精たまちゃん”から、全ての根源は多魔族総統キング・コイートであることを知らされる。
タカッシーとその仲間たち一行はキング・コイートの本拠地、多魔族のアジトにのりこむ決意をするのであった。
悪多魔ソムブッチョの復活までの時間との戦いの中で、様々な困難をしのぎながら多魔族のアジトである、“ヨコハムワ島”にたどり着き、全ての根源である多魔族キング・コイートに戦いを挑む。
絶望的な強さのキング・コイートではあったが戦いの中で、敵の弱点を見出し、最後はシーゲルの必殺技“ファイナル愛ちゃん泣き虫アタック”でとどめを刺すことに成功し、ソムブッチョの呪いは解かれ元のちょっとだけしっかりした国王に戻ることができた。
全てを失ったかにみえたヒルマウントの国であったが、ソムブッチョとその仲間たちの励ましで、国民と部下たちは心を入れ替え、再建を誓い復興に励むのであった。
 
ーこのストーリーは、全てフィクションであり登場する人物、団体名は実在のものと関係ありません。ー

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